チェコ(Czech Republic)のICT企業を訪問してきたよ
- Category:会社訪問
- Date:2017年09月13日
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今回のまとめ
pixelfieldの皆さんはめちゃいい人。
ウェブ事情は日本もチェコもそこまで大きく変わらないな。
英語力の無さが申し訳なさすぎた。
初句
ドブリーデン!
※チェコ語でこんにちわ
2017年1月、チェコにあるpixelfieldというICT企業を訪問してきました。
ウェブやスマホアプリなどを開発されている会社。
思い付きでコネもなくいったことを人に話すと、意外とびっくりされるんだけど、そうかな?
ブログにアップするのがだいぶたったのは、録音してきた内容を聞き返すと、現地で思ってたことと違っていたりしたので・・・。
そもそもなんでチェコのITC企業に?
どうせ海外に行くのなら、その国の自分と同じような仕事をしている会社を訪問して日本との違いを知ったり、新しい刺激を受けたりしたい。
と、ふと思ってしまったのです。
まぁ、あわよくば一緒に仕事したり、という狙いもあったりなかったり。
とはいえ、英語で商談できるレベルではないし、あくまでも妄想、これは。
知ってる会社?アポとかどうしたん?
思いつきで始めたので、なにかコネとかがあったわけでもない。
まずはチェコ・プラハ近辺の企業をググって探しだしました。
その中でFaceBookを使っているところに今回はしようと思い、3社ピックアップ。
理由はメールよりFBのメッセンジャーの方が楽かなというだけ。
現地入りしてからも、やり取り楽かなと。
とりあえず、3社にフェイスブックのメッセージを送信。
そのうち快く、1回目の返信で歓迎していただき、数回のメッセージのやり取りとあとpixelFieldさんに伺っうことになったというわけ。
※後に妻に自分の送ったメッセージを見てもらったのですが、結構変な英語だったようで…ええ人達や
約束の時間に会社に行ってみるも・・・
チェコ滞在は5日間。
そのうち今回の訪問は2日目。
到着日の疲れっぷりはハンパなかったので、次の日にしておいて正解。
滞在のホテルがプラハの中心にほど近いところで、pixelFieldさんもプラハ。
歩いていける距離。
とはいえ、知らない街なので早めにでて、場所を確認。
その後近所のカフェで時間をつぶす。
この辺はまぁ、違う国に行っても日本にいるときと変わらない行動をとるのがジャパニーズ。
さて、時間も近づいたので会社に。
5分前行動。
呼び鈴を鳴らす。
反応なし・・・。
しばらく待ってもう一度呼び鈴。
反応なし・・・。
海外の場合、日本みたいにキチキチしてない可能性もあるもんね。
ちょっと待ってみよう。
・・・
・・・
・・・
5分、10分しても反応はないし、ビルに入ってくる人もいない。
おかしいな・・・表札あるから間違ってないだろうし・・・。
やっぱなんだかわからない突然の日本人なんて本気で相手にしてくれないのか・・・。
電話しようかと思ったけど、英語で電話は直の会話よりつらい。
てことで、FBでメッセージ。
俺:「we arrived」
直ぐにレスポンス。
PF:「Your in Prague or at our adress?」
そうそう、あなたたちの会社の前さ
俺:「your office」
ついでに現在地の位置情報もおくろ
すると・・・なんと。
なんと
PF:「I am really sorry, we have new adress,Žitná 49」
ごめん、新しい住所、とのこと。
どうも引っ越したばっかりらしい。
おぉう・・・先に教えといて。
「I.P.Pavlova」へ移動だ、移動!
さて、どうやら新しい事務所は地下鉄に乗っていかないとならない場所だ。
メトロのC線にある「I.P.Pavlova」という駅から5分くらいと。
そこからなら15分くらいで来れると思うよ、と。
しかしですね、私ら土地勘ないんですよ、と一抹の不安を抱えながらも「Florenc」というメトロの駅から乗るといいというので、向かうことに。
あるいてもいけなくない距離だけど、ここはトラムと呼ばれるチェコの路面電車で、駅まで行くことに。
チェコ、というかプラハ近辺はこのトラムがたくさん走っていて、だいたいの場所にはトラムだけでいける。
トラムは前日も乗っているので安心。
「Florenc」から「I.P.Pavlova」はそれほど時間もかからず到着。
「I.P.Pavlova」ちょっとダウンタウンで、プラハ中心より治安が悪いようなことを、ネットか本で見ていた。
ちょっと不安。
駅を出たとたんなんかパトカーのサイレンなってるし。
と思ったけどそれはたまたまで、pixelfieldさんまで歩ていくときに見た街は普通の街だった。安心。
発見!pixelfield
会社を見つけて、呼び鈴。
まさかまたでないとかはないよね?
直ぐに返事が。
オートロックを空けてもらって建物の中に。
普通の雑居ビルという感じ。
階段を上がって会社のある階につくと、ブロンドの美人が。
スタッフらしく快く中に入れてくれた。
いやーほっとした。
まずはお土産渡そう
まずは、文明堂のなんか高いカステラ。
桐の箱に入ってるやつ。
ネットで調べたら、甘いお菓子がチェコの人は好きらしいのでチョイス。
風呂敷も買って、シャパニーズスタイルにね。
あとは、意外とポッキーとか人気らしいので、普通のお菓子たちも購入。
チェコの人はキノコも好きらしいから、きのこの山も入れてみた。
その場では、渡しただけなんだけど、その後インスタにアップしてくれていました。
それでは対談的な感じで
今回。主に対応してくれていたのは最初のメッセージの時からMichal Vávraさん。
バックエンドのリーダーさん。
まずは、写真撮影や録音をしても平気か、SMSやブログにアップしても平気かを確認してお話し開始。
基本英語でのやり取りなので、あってるかは謎。
話の順番とかは少し読みやすく変えますが、内容はそのままです。
俺なんかより英語が話せる妻が通訳をしてくれたので助かった。
以降、俺は”俺”、Michalさんは”M”とします。
そして、こっぱずかしくて自分で突っ込み入れないとやってけないので、いちいちコメント書きます。
コメントは/**/で囲っておきます。
- 俺:「突然の連絡のあったチェコ語も英語も話せない、日本人の訪問を許してくれたのはなんで?」
M:「どんなことを話してくるのか興味があったし、訪問されて困るようなことはなかったからです。外国からの訪問ということにも興味がわきました。そして、とてもいい活動だなと思ったからです」
/* —– 本当にすいません・・・大したこと話せなくて・・・すいません —– */ - 俺:「pixelFieldの仕事内容を教えてください」
M:「アプリ・モバイルアプリ・WEBサイト作成で、全てのサービスに力を入れています。
代理店から仕事を受けることもあります。
代理店は営業をしてくれる役割で、デザイン・開発等が出来ないため、制作部分を請け負っています。
しかし自分たちだけでも、面白いく新しいアイデアで、モバイルアプリの制作をしている。」
/* —– 代理店から仕事を受けたりってのがチェコでもあるんだ。日本と変わらないねぇ —– */ - 俺:「日本では一人で広い範囲の仕事をこなさないといけないことも多いですが、チェコのワークスタイルはどうですか」
M:「多くの人が企業に勤めています。一部の人は一人で多くのことしますし、会社を作る人もいます。大企業というのもありますが、少人数の会社では、一人で多くのことをします」
/* —– この辺も日本と一緒かな。自分で質問しといてなんだけど、伝えるのも聞き取るのも難しい質問だったなこりゃ —– */ - 俺:「チェコは伝統と歴史の国というイメージがあります。インターネットの使用やICTにおける最新技術は積極的につかわれているのでしょうか?」
M:「インターネットの使用やウェブサイトは1995年から普及しはじめ、その年以降、段々と広まってきた。
最近では、さらに親しまれるようになってきており、モバイルフォン・コンピューターなど、チェコのインターネット関連の技術はちょうど今まさに盛んになってきているところです。
インターネットはモバイルフォン・PCを使う全ての人にとって、図書館のような公共のスペースになってきています。
チェコは皆がインターネットをつかうようになると思います。」
/* —– そうか、チェコは歴史的にいろいろあるし、1993年くらいからあれですもんね —– */ - 俺:「日本だとGoogleが多く使われているけど、チェコではGoogleだけでなく、他の有名な検索エンジンがあると聞きました」
M:「Seznam(セズナム)がチェコで最も使用されている検索エンジンです。
チェコだけでなく、スロバキアでも少々使用されています。
セズナムは、チェコ工科大学に在籍していた男性のアイデアで誕生しました。
しかし、私はそれが、Googleより前のことだったと、(ほぼ)絶対に思っています。
チェコでは、セズナム・Googleの利用率は半々です。
年配層はセズナム、若年層はGoogleを使用しています。」
/* —– 日本や多くの国でGoogle1強だもんな。セズナムには頑張ってもらいたい —– */ - 俺:「フロントエンドの技術で注目しているものはありますか?」
M:「レスポンシブデザインです。モバイルフォンだけでなく、閲覧者がどんなディスプレイで見ても良いデザインです。
デスクトップなど様々なスクリーンサイズへの対応が必要でも、それらに対応するものが制作できます。
同時に注目しているのが、モバイルファーストです。
モバイルファーストが始まると、レスポンシブデザインが最適のデザインとなるため注目しています。」
/* —– モバイルファーストはモバイルファーストインデックのことかなと思う。というか、バックエンドのリーダーにフロントのこと聞くって俺ってば微妙なことを・・・ —– */ - 俺:「CMSについて教えてください。WordPressが日本では広く使われていますが、チェコではどうですか」
M:「チェコでもWordPressが有名で、CMSの中で最も使われています。
DrupalやJoomlaなども使われていますが、WordPressほどではありません。
WordPressが使われ始めたのは、アプリ・サイトなど多くのものに展開できるからです。」
/* —– やっぱWordPressか —– */ - 俺:「スマートフォンアプリの開発をされていますが、iPhoneとAndroidではどちらが多く使われていますか」
M:「Androidが約80%で、次にiPhoneで約20%くらいです。
WindowsPhoneは本当にごくごく少数の人々に利用されています。
Androidに人気がある理由は、価格や全ての能力です。
しかし、もし、見た目をメタルやゼブラ柄などにしたいなら、iPhoneの方が向いています。」
/* —– 俺もAndroid派です。メタルやゼブラ柄ってのはたぶん、iPhoneのほうがケースとかいろいろあるからかな? —– */ - 俺:「ヨーロッパで最近人気のスマホアプリは何ですか?」
M:「facebook、Twitter、Instagramの順で人気があります。」
/* —– SNSばっか?てか、ローカルなアプリ言ってもわからないだろうし、気を使ってくれたのかも。自分のとこの製品押してもいいのに(笑) —– */ - 俺:「休みの日や会社の後などに、同僚とどこかに行ったりしますか?」
M:「飲みに行ったり、食べにいったりします。」
/* —– 飲みにケーション!!俺の言った限りでは、チェコの人はすごくまじめな雰囲気だけど、酒場では気さくな人も多かったです。 —– */ - 俺:「日本の友達・知り合いはいますか?」
M:「いないです」
/* —– 普通いないよね、うん。 —– */ - 俺:「日本のイメージはどんなものですか」
M:「上流社会だと思います」
/* —– High Societyだらか上流社会って訳だけど、どんなニュアンスなんだろうかなぁ。 —– */ - 俺:「日本のもので知っているものはありますか?」
M:「それほど詳しくないです。多分、アメリカやヨーロッパの国ほど知られていないです。」
/* —–
ouch!!極東の島国ですからね。しかし、Canonのプリンターが社内にあるのを妻が発見してた。
他にも本屋にハローキティがあったりもしたようで。
身の回りにあっても日本のものという認識がないのかもというのが妻の感想でした。
俺としては、アメリカやイギリス、フランスなんかの人はだいたい、フジヤマ、とか、ドラゴンボールとか第一声で言ってくれたりするので、それくらいは知られてるかなと思ったんだけどな。
現地でゲームやコミックみても、北米系のゲームとか、アメコミとかが多かった気がする。
—– */ - 俺:「最後に将来の目標や展望を教えてください。」
M:「インターネット関連の、面白い商品を開発したいと思っています。
なぜなら、チェコは非常にポテンシャルがあるためです。
インターネット関連の機械、企業の広告、モバイルのアプリの制作等をしたいですが、その為、もっと技術を学んで行きたいと考えています。」
/* —– 俺も負けてられん。そしていつか一緒に仕事しよう!と心の中で言いてきました。シャイボーイなんで。 —– */
話を終えて
あらかた話を終えた後は、社内を見せてもらったり。
ぱっとみ、Windowsのマシンが多そうだから聞いてみると、やはりそのようで。
Macはどちらかというと検証用って感じみたいでした。
そうして、後半戦はもう、英語力のなさと緊張からグダグダな感じに・・・。
ほんと、よくこんなのを受け入れてくれたなぁ、と反省。
今思えば、翻訳アプリをもっと活用すればよかったんだけど、あの一瞬手間取るような間が、焦りで耐えられなくて・・・。
そうして、訪問を終え、カレル橋からプラハ城へ向かうのですが、それはまた別の話。
チェコから帰国して
帰国後、数回メッセージのやり取りをさせてもらっています。
そのうち日本に行くかも、と言っていたので、本当に来てくれたらいいな。
それよりも、もっと英語力をつけて、もう一度チェコに訪問したいと思っています。
思ってることを聞き切れなかったり、焦って考えていたことがでなかったりで、せっかくの機会がちょっと浅い内容になってしまった感は拭えません。
自分だけでなく、周りの人なんかからも質問とか募集してからいってもよかったかもなとかも。
以上、チェコのIT企業を訪問した話でした。
チェコは楽しかったので、また、機会を見て、訪問記的な記事も書きたいなと思います。
このブログの趣旨とは違うけど、まぁいいかなと。
最後に
今後は日本でも海外でも機会があれば、いろんな会社に突撃したい、と思いだしています。
フリーランスなので会社というしがらみはないし、いろんな会社いってみたいなとか。
フリーランスで働くのか、起業するのか、雇われるか、そういったことで迷ってる人の役に立てるかもしれないですし。
ということで、訪問していいよという会社様や、こんなことが知りたいという質問も、募集しておきます。
ナ・スフレダノウ(さようなら)
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